【コスパ最強】
キャンプギアの燃料、統一してますか?
手作りオイルインサートで、UCOキャンドルランタンを灯油で使えるようにした話。

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みなさんこんにちは、初めましての方はありがとうございます、放浪癖凄まじいコニタン(@koni_tama)です。

先日、temite にて、私の使用しているバイク、キャンプ、登山用品を公開したのですが…

その中のアイテム、「UCOキャンドルランタン」の紹介を見た読者さんからこんな質問がありました。

ちなみに、市販のオイルインサートもあるのですが、私は自作のオイルインサートを使用しています。

そんでもって確かにtemiteでは非公式のオイルインサートについては記載していなかったんですよね。

こちらかなり便利なので、今回はその機能、メリット、構造を詳しくお見せしますね。

これを見たら、器用な人は自作出来ちゃうと思います。

UCOキャンドルランタンとは

コンパクトながら、明るいです

UCOキャンドルランタンとは、中に専用のキャンドルを設置して火を灯すことで、ランタンとして使える商品になっています。

ガラス製のホヤ部分はスライドで収納可能になっており、コンパクトに持ち運べるのが特徴です。

キャンプだけでなく、災害時にも役立ちそうです。

ただ、この専用キャンドルが微妙に高いのですよね。

まぁ、高いと言っても3本入りで715円(税込)で、1本約9時間の燃焼時間との公式記載です。

ですが、近隣のアウトドアショップに置いてあるとも限らないし、ネットで買うと送料がかかるし、数百円の商品に数百円の送料をかけるのはなんだか馬鹿馬鹿しい…。

使って見ると意外と早い時間に燃え尽きてしまって、溶けたキャンドルがどばどば流れ出て塊になり側面にくっつき…片付けも大変でした。

コニタン
コニタン

これはなんとかせんといかん…。

そこで考えたのが「燃料統一」と「オイルインサートによるオイル化」です。

キャンプギアの燃料を統一するメリットって?

キャンプには色々な道具と、それに伴い多数の燃料が必要になります。

冬にはストーブで灯油や薪を必要とし、明かりには電池やホワイトガソリン、灯油、などなど…。

灯油、電気、などギアによって色々な燃料が必要。

これらをできるだけ統一することで、

  • 持ち運びがコンパクトになる
  • 一つのギアの燃料が切れても入れ替え、代替がききやすい
  • 一度にまとめて仕入れることができるので安く済む場合がある
  • 安い燃料に統一することで、全体的にコストを下げられる

などのメリットがあります。

私は冬場は灯油ストーブを使うことと、先に使い始めていた「ヒュアーハンドランタン」の燃料が灯油であったため、この燃料を統一しようと思い至りました。

二つのランタンの燃料を統一しました

また、今回のUCOキャンドルランタンだけでなく、例えば有名なものに、「コールマン パワーハウス ツーマントルランタン」のケロシン化というものもあります。

これはデフォルトではホワイトガソリンという少し高価な燃料を使うランタンを、灯油で使えるようにカスタムするというものです。

コールマン パワーハウス ツーマントルランタンはデフォルトでホワイトガソリンを使用します

このように、燃料を変更・統一するということはよく使われる手であり、メリットがあるのです。

オイルインサートって何?

「オイルインサート」って言葉が馴染みのない言葉だと思うのですが、要するに「燃料をオイル化する内部部品」ということです。

ネットで探して見ると、手作りしている方が700円でメルカリにて売っていました。

コニタン
コニタン

手間と部品代考えると自分で部品買って作るより安いし、便利そう!

迷わず、すぐに購入。

手作りということで、どんなものかちょっと不安でしたが、届いたものは簡易ながら意外としっかりした作りになっていました。

これが「手作りオイルインサート」
コニタン
コニタン

いや栄養ドリンクまんまやん。

構造

どのような構造になっているのか、詳しく見てみましょう。

使い方は、本来、専用キャンドルが入る場所に、このオイルインサートをそのまま入れるだけ。

今回は既に装着しているので、外していきますね。分解開始〜!

下の黒いキャップをひねってオイルインサートを取り出します。

下のキャップをひねって取り出します

ホヤとキャンドルスタンドに分かれます。キャンドルスタンド上部に見える、このボルトのようなものがオイルインサートのキャップです。

本来なら、右の筒の上からキャンドルの芯が出ています。

キャンドルスタンドの下部をひねって、更に開けていきます。

更にひねって下部のキャップを外します

この中にオイルインサートがあります。黒いキャップから伸びているバネが、本来のキャンドルを下から押し上げ、溶けて短くなっても芯を出し続ける仕組みです。

今回はオイルインサートですが、この仕組みの為に多少瓶が小さくても、しっかり芯を上に出すことができます。

中は土台のアルミ皿、オイルインサートです。

では。このキャップを開けてみましょう。

キャップを外します

実際に火を灯す際は、キャップと、キャップの下の黒いゴムパッキンを外してください。

ゴムパッキンの下には小さな穴が空いています。

これは内部のオイルが増減した時の、空気圧調整の為の穴です。

これをゴムパッキンで塞いで、上からキャップを締めることでオイルが漏れないで運べる仕組みです。

ただ、実際約1年使用していて、ゴムがへたって伸びているのか、オイル漏れするようになってきました。

購入した際は予備のゴムパッキンが2つついていたので、適度に交換することをオススメします。

キャップに空いた小さな穴は空気圧調整の為です。

オイルインサートのパーツは下図で全て。

簡易ながらよくできています。

オイルインサートの全パーツ。

キャップの内側も見てみましょう。

芯を通しているネジが、適切な長さで留まるように、金具がついています。

このおかげで芯がカタカタ揺れることもなく、飛び出過ぎることもありません。

芯が通ったネジが適切な長さで留まる構造。

ちなみに灯油は、ランタンのみならそこまでの量必要ないので、600mlガソリン携行缶に入れて持ち運んでいます。

というわけで、詳しく見てみましたが、これを使うようになってとてもコスパ良くランタンを灯せるようになりました。

満タンにして灯して約8時間ほど燃えたこともあります。

また灯油は手に入りやすく、非常に安いので、燃料を灯油に統一するのはオススメです。

みなさんも、燃料統一、オイル化をしてみてはいかがでしょうか?

以上、便利なオイルインサートについてでした。

自作できない人は、潔く市販のものを購入しましょう!

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