こんにちは、ソロキャン大好きなコニタン(@koni_tama)です。
皆さんは冬場のキャンプ、火器で失敗したことはあるでしょうか?
新型コロナの影響もあり、人混みを避けて大自然の中で行えるキャンプがブームになっていますね。
それに伴い、ニュースでも、キャンプ中の火器による事故が取り上げられるようになって来ました。
さて、そんなブームや事故は他人事、と高を括っていた、ソロキャンプをするようになって3年目のわたしですが、初めてやらかしました…!!
なんと、買って半年も経たないモンベルの「ライトアルパインパンツ」(定価¥14,000+税)を薪ストーブで溶かしちゃいました。
これは予想外の火器の事故と、修理にかかる費用や期間を、今後の誰かの為に綴る記録です。
“つなぎの中で”ダウンが燃えてる?!事故の状況について
2020年も最終日、年越しキャンプを、伊豆にあるライダーズハウス「ボロンコ」にて行なっていた時のこと。
火の粉対策として、ワークマンのデニムのつなぎを着て、その下にダウンパンツを着てミシュランマンのようにパンパンになった私。
これで寒さにも、火にも強い、最強。私は天才か??
と思っていた矢先の事。
安心感から薪ストーブに近づきすぎて、つなぎは全くの無傷なのに、“熱がこもった”ダウンパンツが中で溶け出してしまいました!!
え、なんか脚から煙上がってんだけど!?
え??(全く気づかなかった)
慌ててつなぎの裾をめくると、夜の北風に舞う大量の800フィルパワー高級EXダウン。
溶けて、デニムつなぎと癒着した「引き裂き強度に優れたバリスティック®️ナイロン、防汚・撥水機能を持った耐久撥水のポルカテックス®︎加工ナイロン」!!
※とにかく高級なのだ
見るも無残な…。
ちょっとショックすぎて直後の写真は撮れていません。
歩くたびにダウンが舞うので、抑えるようにひょこひょこと歩いて屋内へ逃げました…。
友人と床に座って、癒着したナイロンやダウンを剥ぐのはなかなか悲しいシーン。涙なしには見れませんね。
一応、飛んでしまったダウン以外は回収して、これ以上散らないように穴の空いたキルト内のダウンも抜いてまとめて袋に入れておきました。
修理費用と期間は?カスタマーサービスに連絡してみた
夏場の登山から冬キャンプまで、ダウンパンツは私のアウトドアライフに必須のアイテム…。安いやつを買い直すか、公式で修理するか、自分で修理してみるか…。
いずれにせよ、とにかく公式の見積もりを取ってみよう。
「商品の状態を正確に把握することができないため、電話やメールでの見積もりはお受けしていません。実物をモンベル・カスタマー・サービスまでお送りいただければ、修理の可不可や料金、修理に要する日数などを折り返しご連絡いたします。モンベルストア各店およびお買い上げいただいたお店へ直接お持ちいただいても結構です。」
とある。
自分で発送して見積もりをとると、それだけで送料がかかってしまうので店舗へ持ち込む事に。
年末年始は混み合うようで、「5週間かかります」と言われちゃいました。
(ご、5週間?!…まぁ、ゆうてそんなにかからんやろ。)
こいつ無しに信州の厳冬期は越えられない!!背に腹はかえられないので、お願いすることに。
修理対象商品を預ける際、付属の収納袋などは預けられないとのことだったので、忘れず持ち帰りましょう。
すると約1週間後には見積もりを知らせる電話をいただきました。
おおかたの予想通り、5100円(税別)とのこと。
想定内なのでそのまま修理に進んでくださいと依頼。
その10日後には修理完了の連絡がきました。
トータル2週間強、やっぱ5週間もかからんやったな。さすがモンベルさん。
ちなみに、破れから飛び出したダウンを袋に入れてとっておき、渡していたのですが、それをしているから費用がやすくなるなどは一概には言えないとの事でした。
その時々の商品の状態によって費用が変わるので、とサイトに記述された内容と同じ一貫した対応。
でも、「この袋のダウンを修理に充てて、足りない分を補充してください」と渡して受け取ってもらえたので、ダウンが破れた場合は、中のダウンを一応取っておいて損はないと思います!
気になる修理後の姿は?
受け取ってその場でびっくり、思わず「すごいですね〜」と声が出ました。
下図の修理箇所、わかりますか?
正解は、下図の赤枠箇所です。
近くで見ても、よくわからないほど新品同様。
触って見ると、縫い目が少ししっかりしており、キルトにパッチ布を充て直していることがわかります。(黄色マーカー部分)
ですが、生地が厚くなっていたりはしておらず、本当によーーーく見ないと修理したとわかりません。
これは予想以上。非常に満足のいく仕上がりでした。
反省
今回の反省は以下です。
- 基本的には「高価な登山ウェア」を火器を多く用いる「通常の平地キャンプ」では使用しない方がいい
- 直接火の粉がかからなくても、「中から熱がこもって高温になる」というパターンがある
どんなに気をつけていても、火の粉で穴を開けたり、焦がしたり、油がついたりはしょっちゅう。
汚れるのがキャンプの醍醐味というくらいだと思っています。
もし用いる際は、ギアを過信せず、キャンプは汚れても良い安価なものを使って分けた方がいいかなと思います。
キャンプ中の事故には十分気をつけて、お気に入りのギアを大事に使っていきましょう。
コメント