【登山】2年で約100座登った女性ソロハイカーが使うファーストエイドキットの中身「救急セットで持って行ってよかったもの・あると安心なもの」を紹介!【キャンプ】

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どうも!春夏秋冬趣味が増えすぎて困る、コニタンです。登山で欠かせない救急セットの中身が、試行錯誤の進化を続けております。

日帰りからテント泊まで、約100座登ってきたので、実用例も交えて「あってよかったもの」を含めた私の救急ポーチを紹介したいと思います。女性向けの内容もあるので、女性ハイカーさんの参考にもどうぞ。

持ち物全体のリストはコチラの記事を参考にどうぞ。

登る山選びから登山計画の作り方まで、網羅的準備はコチラの記事をどうぞ。

基本は2つに分けてジップロックへ

取り出しやすいように、使用頻度が高いものと、低いもので2つに分けてジップロックに入れています。ジップロックに入れているのは「いざという時使えるように」防水性が重要だからです。

頻度が高いもの+薬缶

頻度が高いのは、テーピングや絆創膏などです。絆創膏は大小のサイズを携行しています。また、薬などを以前は雑多に入れていたのですが、ザックの中でぐしゃぐしゃになって、押し出すタイプの錠剤のアルミが破れていたり、絆創膏が汚れていたりということがあったので保護のために別途ケースに入れました。軽量製を考える方はプラ製などがいいかもしれません。

  1. 消毒液
  2. テーピングテープ(伸縮)…筋肉疲労軽減のためにサポーターとして使用
  3. テーピングテープ(非伸縮)…しっかりとした固定が必要な時に
  4. 防水テープ…傷の保護に
  5. ゴミ袋
  6. 薬缶…絆創膏、下痢止め、風邪薬、胃薬、ステロイド軟膏(虫刺されに)
    ※散らばり防止、軟膏が押し出る・薬が押し出るなどの防止にケースに入れています。
  7. ポイズンリムーバー
  8. ロキソニンテープ…筋肉痛に
  9. アレルギー性鼻炎用点鼻薬
  10. ティッシュ
  11. 使い捨てニトリル手袋…他人の血液など触れる時用
  12. 大判絆創膏
  13. はさみ・ピンセット・爪切り

使用頻度が低いもの

こちらは、使用頻度が低いものを入れています。最近はマスクがないと山小屋にも入れませんが、よくマスクが登山道に落ちています。予備を持っておきたいですね

  1. アルミ保温ブランケット(エマージェンシーシート)
  2. 予備マスク
  3. 携帯トイレ
  4. 痛み止め(ロキソプロフェン)
  5. 瞬間接着剤
  6. タンポン(女性のみ)
  7. 使い捨てカイロ
  8. ナプキン(女性のみ)

あると安心!プラスアルファのものたち

ポイズンリムーバー

使用頻度高のジップロックに入れています。最近、ちょっと靴を脱いでいた間に、靴に大きなムカデが入り、足を入れた瞬間刺されたという人を見ました。慌ててポイズンリムーバーを出しましたが、何かあった時にすぐ取り出せる場所に入れておきましょう。必要な時は大体、処置の早さが命です。

ソーヤーミニ(携帯浄水器)

手のひらサイズの浄水器です。実際に緊急で使う、という場面には出くわしていませんが、「これがあれば汚泥もすすれるぜ(真似しないでください)」という気持ちになれます。お守りとして非常に心強いです。

スペック】

フィルターと、水筒にもなるパウチが付属しています。

  • PointONEミニフィルター:約55g、全長13.5cm、最大部分の直径約3.5cm
  • 0.5Lパウチ:約19g、約22.5×12.5cm(キャップ部分を除く)
  • フィルター交換なしで38万リットル浄水可能!

夏〜秋場:虫除けスプレーは「スキンベープ」一択

虫除けはもちろん、丹沢でも問題視されている「ヤマビル」にも効果があるというのでこれ一本で大満足です!首周りや手足にスプレーして、手で塗り広げるタイプです。

数年使っていますが、キャンプなどでも本当に虫がよってこない、ブヨに噛まれないので効果はてきめんです

瞬間接着剤

登山中や、キャンプでのアクティビティ中など、アイテムが壊れてしまうことがあります。その場を凌ぐには瞬間接着剤が一番!登山でたまに見かける、ソールが剥がれたという事例にも使えますので、一つポーチに忍ばせておきましょう。また、公式で推奨されている使い方ではないですが、ちょっとした傷に塗ると防水性もあって良いと身内体験談。

実際によく使うのは、トレッキングポールの持ち手カバーが剥がれてズレるのが地味に力が入らず、瞬間接着剤でくっつけて超快適になりました。繊維に染み込むと化学反応で高温になるので、火傷に注意してください

ジップロック

救急セット自体をジップロックに入れておくと、いざというときに濡れて使えないという状況を防いでくれるので安心です。また、アイシングが必要な怪我をした時、泥や土を入れると保冷剤として使えます。さらには空のジップロックを予備に持っておくと、応急処置後の血がついたガーゼやティッシュをしまうことができるので便利です。

テーピングテープ

伸縮タイプは筋肉疲労などを防いでくれます。私は膝用の幅広のものを重宝しています。使う際はあらかじめ貼っておきましょう。伸縮性のあるものとないものがあるので、固定用と運動サポート用で使い分けましょう

携帯トイレと目隠し

登山中のトイレというのは危険なもので、人目につかないように…と移動した結果、滑落の危険性が増します。実際の死亡事故もあるくらいですが、生理現象は避けられません。携帯トイレは100均にも売っていますが、大体が「おしっこ用」。できれば、「大便まで対応」のものだと安心です。

さらに、稜線上や森林限界を超えてしまうと、なかなか隠れる場所もなく…。という方には、こちらの目隠し商品もありますよ!合わせてぜひザックに。

ホイッスル

ホイッスルについて、市販の救急ポーチに付属していることが多いですが、「いざという時に手が届きやすいよう」ザックやサコッシュの外側につけておくことをお勧めします。

こちらのホイッスルは私が実際に使用しているものですが、人の耳に届きやすい3000Hz、95db、蓄光で暗いところでも光り、リール式で手繰り寄せることができるのでおすすめです。

生理用品(女性のみ)

いつ来るかわからない生理…。激しい運動中にやってくるのは勘弁ですが、お構いなしにやってきますので対策が必要です。いつも持っているのはコチラの3つ。

  • タンポン
  • ナプキン
  • ロキソニンなど生理痛薬

やはり何がなんでも自力で下山する登山。アクティブな動きに対応できるように、「タンポン・ナプキン」の二刀流が安心です。ナプキンはスリムタイプが嵩張らなくてお勧め。もし大怪我した時にガーゼがわりや止血に使えるかなぁなどとも思っております。テント泊が多いので多めに入れています。

最後に

よくわからない、揃えるのが大変という方はとりあえず市販の救急セットを購入し、自分の必要な薬などを足すと良いと思います。ソロの方は特に念入りに、やりすぎかな、くらいで揃えると良いですよ!リスクを減らして、楽しく山に浸りましょう〜!

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